覚悟ができたら、資金である。資金は絶対に使う予定のあるお金を回してはいけない。
なくなる事も想定内に置けなければ、投資はできないのである。
ミニ株が出来てから、10万で始めることもできるようになった。
投資関係のCMを見ても損をするなんて欠片も言われていないが、まず損をするのは免れないと思ったほうがいい。
なくなっても良いお金でなければ、投資はできない。
なくなったときに、高い授業料だったと思って、再起を誓えるのであればその授業料に価値はある。
だが撤退して2度とやらないのなら、お金を市場に捨てに来ているのと同じだし、稼いでいる人に貢いでいるだけである。
しかも貢がれた人間に感謝なんてされない。それどころか見下されているかもしれない。
この世で最も大事かもしれない金の話であるが、それでもあえて言えば所詮は金の話である。
勝っている人は投資は簡単だという。でも、何故そう言うのかを考えたことはあるだろうか。
お金があって、負けてくれそうな素人を市場に呼びたいからそう言うのではないだろうか。と思うのは勘ぐりすぎかもしれないが、しかし、信じる者は己のみの世界である。
誰かに頼っている間にカモされているかもしれないのである。
安全でたくさんのお金を稼ぐ方法を探したいなら、投資は向かない。
投資はリスクを取ることでお金を増やそうとすることだ。
軽い気持ちでやるものではないのだ。ここは本当の資本主義の戦場なのだ。
負けることを許容できないなら投資はできない。
負けただけで2度とやらないなら、ただ他の資本家に貢いでいるだけだ。
資本家同士が本当に自らの財産を賭けて争うのが、この世界である。
いくらではじめても良いが、負けても続けられなければ、それはギャンブルで身を滅ぼす人と変わらないのである。
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投資というのは、儲けるかどうかであり、資本主義における、労働者階級ではない人たちの活動である。
資本家というレベルの人間のすることである。
投資は誰にでも出来る。
そこまでは出来る。
続けることが出来ることが重要である。誰かに儲けさせてもらうのでは、その誰かに踊らされただけで終わってしまうかもしれない。
多少勝っても、何処かで負けて終わってしまう。
投資のフィールドに存在し続けられてこそ、投資家なのである。
損失が出ても、それを埋める投資での利益をたたき出して生き残っていくのが投資家なのである。
そのフィールドに軽い気持ちで行くのは間違っているのに、何故こうも簡単に投資が出来る。さも儲かるかのような話ばかりが出るのか。
証券会社は投資家の投資の際の手数料が生命線である。誰が投資しても手数料が手に入る。投資家の勝ち負けには関係ないのだ。
それと、勝つ人がいるということはそのお金はどこから出ているのか考えない人は投資に向かない。
負けた人がいるから勝った人がお金を手に出来るのである。
相場を相手にしているようで、人を相手にしていることを悟らねばならない。
投資家全員が投資したお金を投資家全員で奪い合うのが投資なのだ。
それが資本主義というものなのである。
そこに行く覚悟がまずは必要である。
最初の用意はその決意からである。
投資を始めるにはいくつか必要なものがある。
まず「資金」。これは使う予定があるようなお金ではダメである。
すべて失うことだって場合によってはあるのである。
その意味では、次が重要なもののひとつである「リスクを背負う覚悟」である。
次に投資を行う「証券会社の口座」。
そして投資方法を決める「投資理論」である。
恐らくいる物はこれだけだが、いらないものがある。
それは「感情」または「感情に負けてしまう気持ち」である。
投資理論を駆使しても負けるときはある。常勝無敗にはならない。
ある程度の期間で浮いていることが大事で、ひとつのことで一喜一憂していては投資を続けていけるだけのメンタルは維持できない。
ある意味、ちゃんと勝って、ちゃんと負けなければならないのだ。
時間給の労働とはまったく別の意識が要求される。それがわからない人は、負けるまで続けて財産を失って終わる。
この戦いは、もっとも厳しい戦いと言える。
何が厳しいかといえば、自分ががんばる事が何の意味も持たないということである。
さりとて運だけではない。
勝負の前に自分のがんばりはすべて終わっている。結果を左右できるのは、自分の拠り所にしている理論と、相場を取り巻く環境の変化だけであろう。
リスクを取るという事はそれだけで重いのである。
こつこつポイントサイトなどで貯めていた努力である程度お金はたまったのだが、それほどの額には達しない。
やはりこの先は投資に踏み込まねばならないだろう。
ところで株にしてもFXにしてもどれだけの人が儲けているのだろうか。
恐らく、半数以上は儲けていないはずである。一部の人が圧倒的に儲けており、その他の人は巻き上げられているだけだと考えていいだろう。
一説には9割が損をしていると言われている。
投資というものをどう考えるかが実に重要である。安く買って高く売るのがやり方だといわれればその通りだが、簡単ではない。
投資には理論が必要なのである。
今勝っている人もたまたまかもしれないし、この先も勝ち続けることが保障されている訳でもない。となれば、理論と実践、そして検証と補正がなければ成り立たない。
仕事でよく言うPDCAサイクルと同じである。
まずは理論から考えてみようと思う。
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