投資が儲からないという人は投資を長い目で見ていないのかもしれない。
投資は「掛け算の経済」である。
働くのは「足し算の経済」である。
10万円の1割稼げると1万円である。
働けば1万円はそんなに難しくない。
1回1割稼げると、7回繰り返せば約2倍になる。では、70回繰り返すとどうなるだろう。
答えは2の10乗なので、1億飛んで24万円である。
1回1万円の仕事を70回やっても70万円である。
これが足し算の経済と掛け算の経済の違いである。
掛け算の経済の難しさは勝つことではない、勝ち続けることである。これが桁違いの難しさを呼ぶのだ。
儲けた分を使いたい人は投資には向かないのだと思う。
資産形成は簡単ではない。でも成し遂げれば、それは大きなものになるのである。
戦いはこうして続いていくのである。
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楽天証券で投信を始めた。積立型なので、月5000円から始めてみた。
筆者は儲かるという事に対してハードルが低いので、少しでも儲かるとうれしいのだが、一般的にはそんな少し儲かってもと思われることがあるようである。
根本的なところで、少額かどうかが問題になる考え方を筆者はしていない。
儲かるにしても「足し算の経済」によるものなのか、「掛け算の経済」によるものなのかに大きな違いがあるのである。
だから少額でも「掛け算の経済」での儲かる方法はあくまで極論だが、無限に富を生み出す程のものであると考えている。
あとはタネ銭の大きさの違いでしかない。
確実に年に1%儲かる方法があれば、1億あれば年間100万の収益になる。
10%なら1千万円である。
ところがこの方法はタネ銭が低いとどうにもならないのである。
しかし10%稼ぐ方法を7回繰り返すと金は概ね倍になるのである。
70回もやれば、1千倍を超えることになるのだが、わかるだろうか。
そう10万でも10%稼ぐ方法を70回繰り返せば1億になることが計算すればわかるのである。
途中で使ってしまう場合ではないのだ。
投信では年利にして数%だとは思うが、そこに至る道として武器になると考えている。
稼ぐ人は淡々とこれができる人なのだと思う。
普通の人はこんなことを考えない。ということは、競争率は高くないはずである。
あとは10%稼ぐ方法をどうするかだけということになる。あとは自分次第だ。
リスクヘッジという言葉がある。単純に言えば両賭けである。リスクを分散させるために、上がると下がるの両方に賭けること意味した言葉だが、まじめにそうしても儲からないので、投資を一本化しないで分散することを意味する。
株式投資とFXとか、複数の投資をやることで、両方で負けない限り、互いに補いながらやっていく方法といえる。
もちろん、勝つ理論があってこその話である。
だいたい負けるだけなら投資など意味がない。一定以上勝てるからこそ投資する意味があるのだ。
まあ、そんなに画期的に儲かるようなものではないが、投資に過剰な期待をするべきではない。
ただ、ひとつ言えるのは、投資は足し算の経済ではない。掛け算の経済が成立する。
5%儲かるならいくらが元手でも5%である。
働くのは足し算の経済なので、働ける時間の限界が稼ぎの限界になるが、掛け算の経済は元手さえあればいくらでも稼げるのだ。
1億の5%は500万なのである。株の税金は2割だから、400万の手取りになる。
月30万で暮らしても40万のボーナスがあるということだ。
しかし元手が10万しかなければ、5000円に過ぎない。そんなものである。
しかし、継続すると話が変わってくる。いわゆる複利計算というものが成り立つようになる。増えた金額も利益の源泉になっていくのである。
もし1回で1割稼ぐと考えてほしい。確実に勝てる前提なら、7回で資金は倍になっている。
14回で4倍である。21回であれば8倍になる。
投資の儲からないは、元手の少なさから来るものである。
そして投資の儲かるは元手の大きさと継続性から来るものである。
そのどちらも真実なのである。
もちろん、途中で負けて、元手を失うようなへまはできない。そこで、もうけを減らしても継続性を確保するヘッジが重要になる。
とりあえず、稼ぎは少ないが投信を始めることにした。
ヘッジ先として育つには時間がかかるが、何もしないよりはいいだろう。
勝負は常にこれからである。
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