財産は3分法がいいという話を聞いたことがあります。
現金、債券、金とか、円、ユーロ、ドルとか、3つに分けるといいという話を聞くことがたまにあります。
この本質は、同時に暴落しないものを選ぶことで、または一方が下がってもどこかが上がることを狙えるようにすることで、リスクをヘッジするのです。
私は3つといえば、現金、株の直接投資、投資信託の3つという感じですが、現金はほとんどないので、3つになっていないですね。
やはりこういう怖い局面と自分が感じているときは、投資信託がいいと思っています。これとヘッジするとすれば、金かなというところですね。
ちなみに証券会社は取引さえあればいくらでも儲かります。
その証券会社の儲けの上前をはねるなら、証券会社の株主になって配当を得ることです。
話を戻すと投資信託では、損することもあり得ますが、平均化されている分リスクは減りますから、ピンポイントの投資よりはましです。
株が暴落するということ言うことは経済が破綻しているに近い状況を想定すれば金投資が安全ということになります。
しかし、この辺りは持てる者の計算です。「ない」から「ある」に行きたい人は、リスクをどう取るかにかかっていると思います。
時間がある人は時間をかけるという選択肢がありますが、それもないなら、もっとリスクを取らねばなりません。
そしてこの方法は、必ずいつか負けます。
その中で、どう泳ぎ切るか・・・無理かもしれないが、そこが面白みでもあると思っています。
株価が上がっているのに、経済や市場の好況感はまったくない。
ジム・ロジャース(世界的な投資家らしい)の日経ビジネスの記事を読むと、からくりはお金を刷って株価をコントロールしているという話だった。
日銀的には量的緩和という奴だろうか。(あってなかったら済みません)
さて、これがからくりなら、株価は上がっているのではなく、インフレになっているということであろうか。
となれば、物価のレベルが現状についていけずに上がる日が来る。しかし、賃金にインフレの波が及んでいないと、一気に不況になるかもしれない。
バブルがはじけるとどうなるか、想像したくないものであるが、タイミングの見極めは重要だし、はじける以外の結末だってあるのかもしれない。
どんな時も一歩引いた位置から状況を見通せる自分がいないと、右往左往してしまいそうで、ちょっと立ち止まって考える時も必要だと感じている。
米国株の配当金が入り始めた。
実際にいくらもらえるのか、これでデータが取れる。
この収入は少ないが、掛け算の経済なので、株数を増やせば増やした分だけ増えていくことになる。
圧倒的財力があれば、遊んで暮らせるレベルになるわけだが、生憎筆者にはそのような財力はない。
利ザヤで稼いで、配当金収入を増やしていく流れを続けると、そのうち計算できる安定収入になる・・・といいなという感じであろうか。
まあ、今の時点ではそのうちの時間で生涯が終わってしまうかもしれない。
だがお金はない時より、少しでもある時のほうが、考え方も取れる戦略の幅も変わる。
少しでも高い位置に立てば、視界は広がり新たな戦略が生まれるのだと信じている。
一攫千金などは夢の話で、結局はここでも地道な踏ん張りが必要なのである。
多分今の筆者のレベルがその程度なのだと思う。
だが、勝負は常にこれからなのである。
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