・勝ちたいとは思いつつ
負けない戦略とは言え、ひとつひとつの売買は勝ちか負けかはっきり決まります。
負けているときは2つのうち1つを選ぶしかありません。持ち続けるか、損切して手放すかのどちらかです。
今年は、どこかで回復するのであろうから、持っている戦略を選択して、コロナ禍の発生で大暴落状態でした。
・勝つための損切とは
下がっているものはどこかで上がります。しかし、どこで折り返すのか、誰にも分りません。
どこまで落ちるかわからないと思った筆者は、上がり始めた時の投資資金を確保するために損切しました。
これをこの状況下でも上がる見込みがある株にその資金を投入します。
売ってから買うまでの期間はほぼすぐでした。
どこまで下がるかわからないという状態でしたが、このあたりは勘のようなものでした。
・売るべき時は
筆者は上がり切ったら売るという考え方をしません。目標額を決めておき、それを超えたら売ります。
届かない時もありますが、その時もこれ以上上がるという見込みがないと思えば売って儲けを確定します。
完璧な底で買うのは難しいし、完璧な天井で売ることも難しいです。
自分にあった考え方で継続性を損なわないように投資をしていくという感じで、筆者は戦い続けています。
スポンサーサイト
・老後問題の影響か、投資をさせようというものが増えています
買い物などでポイントをためている人に、そのポイントで投資させようというものまで出てきまています。
投資さえすれば儲かるわけでもないし、一攫千金的な物語がそこかしこに落ちているわけでもありません。
投資にもいろいろありますが、自分で株を買って売るようなものもあれば、投資信託のようにプロに預けて増やしてもらうものもあります。
どちらも増えることは保証されていません。
・証券会社は敵か味方か
魅力的な言葉で、我々を投資の世界に誘ってくれる証券会社ですが、投資に関しては敵でも味方でもありません。
まず覚えておきたいのは、証券会社そのものは、我々が儲けても、損してもいいのです。売買さえしてくれればそれでいいのです。
それが証券会社の収入なのですから。
有力な情報を教えてくれる担当もいるかもしれませんし、まあ、そういう人と付き合ったことがないので、わかりませんせんけど、基本スタンスは自己責任です。
そして株の管理口座と売買の手数料が証券会社に渡ります。
そこは覚えておくべきでしょう。
・投資家と証券会社の利害関係は一致していない
我々は、株なり金融商品の売買によって儲けたり、損をしたりしますy。証券会社はどちらでも儲かります。
ただ、株価は上がったほうが手数料は高くなりますので、そのくらいの差でしょうか。
投資を勧めるCM等は、必ずもうかるような印象を与えないように最近は配慮しているようにも思えますが、株式市場には儲けている人が残り、損して投資ができなくなった人が退場していきます。
そうなると、新たに損をしてくれる人を外から連れてこないとなりません。
まあ、9割の人は損をしていると言われていますので、広く募集するだけでいいのでしょうね、多分。
投資というのは自分の財産を賭けた戦いですから、最初に自分の味方はこの戦場にはいないのだと自覚するところがスタートラインだと思っています。
さあ、今日もいつものように戦い抜きましょう。
・株価は上がっているけれど・・・
株価は上昇中。実態としての経済は、とてもそんな状況ではない。この乖離が意味するのは何かとか、考えてしまうわけでして・・・。
期待値であることは確かだけど、日経平均の2万5千円越えは、バブルの頃が引き合いに出される程の株価なわけですから・・・。
・上がっている理由は
何でここまで上がるのかというと、自分なりに考えると、一つは、先行きが明るいという事実。これが実際の上昇分だと思います。
もう一つは、底上げされているからという理由です。何が底上げしているのかといえば、相場全体という印象です。
端的に言えばインフレが起きているということになるでしょうか。
・このままお金で持っていると、購買力が下がる
さて、今の株価の上昇は、お金を刷って国債に引き当てているから、単純にインフレが起きているのだと考えると、実態として実力値では、現在の株価上昇はその中の何割かということになります。
つまり今、お金で持っていると言うことは、購買力が徐々に低下していることを意味します。
インフレを上回る勢いのある株を持つなどしないと、実質的に資産は目減りしているとも考えられます。
さて、そうなると、この状況下では、水平の線に対しての上下動で株を見ているのではなく、右肩上がりの線の上で上下動していると見るのがよさそうです。
銘柄選びを慎重にしなければなりません。
・アメリカの大統領選の影響が・・・
市場が好感して上昇などという記事を目にすることがあります。
現状では、市場は大統領選の想定される結果に好感を持っているということでしょうか。
・株価と業績の違い(私見)
業績が良くても社会的な背景が整わないと、全体として株価が下がることが発生します。
業績が悪くても社会的な出来事に応じて、株価が上がることがあります。
ということは株価は実績による評価の部分と、直近の状況(社会的なものを含む)により未来予測をある程度の割合で足したもので構成されていると考えると自分の中では収まりがいい感じです。
ファンダメンタルな投資をする方はこういうことを一生懸命かんがえるのだろうなあと思います。
・じゃあ、何を買う
私のようなテクニカルの投資家は、私はファンダメンタルも若干気にしますが、基本的には波優先です。
下がったとき、要するに割安となったときに買います。
今は全体が上がっているので、単独の下げの波を見極めるのが難しいので、静観しています。
見てるだけではなく、これを買っていたらどうなるかというシミュレーションを繰り返しますが、お金が掛かっていないので、胆力を鍛えることができません。
結局は、どうやって割安を見つけるかはずっと見ているしかないと考えています。
| ホーム |