投資をしない人は、先に最悪を考える人に多いだろう。それと難しいから敬遠するということもあるだろう。
ある意味、その人たちは負けることはないので、正しいとは言える。
別の角度から見れば、「勝ち」を奪い合う競争率を下げているとも言える。
いろいろな意味で人は楽に慣れてしまっている。だから楽して勝ちたいと思うのはそんなにおかしなことではない。
ここで生き(勝ち)残る人は、ちょっとの努力で、そういう人から「勝ち」を奪うことを考えているからであろう。
バフェットは株価は会社の評価であることを第一に考えるので、あがる材料とか下がる材料とか言う前に、その株券が優良な有価証券かどうかが大事といっているように感じられる。
ところが短いサイクルの中では、業績なんかより何かの材料で株価は変動してしまう。その波で儲ける人もいる。
つまり相手にしている対象が違うのである。
食物連鎖の階層のようなもので、虫を食べる動物の上に動物を食べる動物がいる。
虫が増えるかどうかのレベルもあれば、どの動物はどれくらい安定してその地に君臨できるかというサイクルで考える人もいるわけである。
もちろん、正解が何かという質問は愚問に過ぎない。
勝った者だけが正しく、負けた者だけが間違いなのだ。
投資理論は不安に負けないための武器である。武器を持たぬものはやがて敗れ去る。
その自然の摂理はここにもある。努力を惜しまない人がいることを忘れてはならない。
そして努力した人ほど、「努力していない」ということも忘れないほうがいい。
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