友人に株は儲からないと言われた。
否定しても始まらないが、いろいろ聞いてみると「儲かる」の定義が異なるようだ。
資産が2倍とか3倍とかになるものを「儲かる」というらしい。
それを目指すならいわゆる現物取引の株式の売買では難しいといわざるを得ない。
これだけで食えるような大きなリターンを期待しているようで、筆者のやっていることは「儲かる」の内に入らないらしい。
別段、求めているものが違うなら結論が違って当然なので、それを論破する必要もないのでその方の説を聞いていた。
その中で興味深いものがあった。
「上がると思って買う頃には、自分の聞いた情報分はもう価格に織り込まれてしまっていて上がらない」
というものである。
これは事実である。
筆者も何かで読んで、新聞記事を読んで翌日の株価を予想するというのをやったことがある。
「情報が出たから明日は上がる。」
普通はそう考える。だが結果は逆に動く。新聞に載った頃には株価は織り込み済みになっているのである。
これがわかってから「空売り」なしで儲けるにはをずっと探していた筆者であった。
そしてある投資理論にめぐり合ったのである。
友人の基準で言えば「儲からない」投資法である。
株式投資は「掛け算の経済」が成立するものである。「足し算の経済」では絶対に到達できないところに行くためにはこれは必要なことである。
時間いくらで働くのは「足し算の経済」である。
いずれ振り返ったときにその違いを見せることが出来るかもしれない。いや、そうなりたいものである。
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