さて、第6戦の勝利で動きのなかった第5戦の株を損切りした。収支はプラス側なのでまあいいだろうと思ったら、売った株が上がりだした。
思わず嘘だろうというつぶやきが出たほどである。
まあ、すでに第7戦を開始しているので、それはまたの機会に譲るとして、今回の主題は、売った後に上がるという奴である。
恐ろしくよくあることである。
これを「損した!」と表現する人がいる。
負けても損した、勝っているのに売った後に上がるとまた損したという人である。
こうなると、その人は損をし続ける感覚の中にずっといることになる。
完ぺきな勝利以外はすべて「損をしている」ことになるのは危険な思想である。
完璧な勝利を目指せば目指すほど、ただの勝ちに満足できなくなる。
このような考え方をする人は投資に向いていないと筆者は思っている。
まあ、結果そうして損をしてくれる人がいるから、こちらに上がりが回ってくるのではあるが・・・。
ここは戦場である。全員が勝者になることはない。
誰かの負け分の中に、勝者の勝ち分があるのである。
唯一インフレになれば全員が勝つかもしれない。だが購買力の面では負けている人が出ているはずである。
だから、売った後の株価上昇は「ついてなかった」ぐらいにしか思わないことにしている。
もう、終わってしまった勝負は何をしても結果は変わらない。そんなことに考える時間を費やすのは無駄である。
次と今だけが考えるべきことである。
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