米国に新しい大統領が誕生した。スタートからまれにみる不人気大統領である。
日本の株価に影響があるようなことをどれだけしてくれるのだろうか。お手並み拝見である。
さて、日本の株は米国の株が上がると上がる傾向にある。米国の企業が米国人を雇わなくなったのは、米国人が高い給料を要求したからである。
もう製造業は自国民に収益を分配する役割はとっくに終わってしまったと筆者は考えている。
ゆえに労働者階級が先進国の資本主義社会でどう生きていくかは、難しい局面に来ている。
保護主義、ナショナリズムに戻ろうとするのもわかるが、前と同じところには行けないのである。
ものすごい大局的見地から言えば、この星が一つの国になって社会主義国家になることが、もっとも簡単な答えのひとつなのだが、それは実現しないだろう。
労働者階級で生きることは、契約によって給与を保証されている生き方であり楽なのである。しかし、それでは本当の意味で資本主義社会を生きていない。
保証がないところで、パイを奪い合うのが資本主義社会の本質だと筆者は考えている。
リスクを取らないとベネフィットも大きくならない。実際問題、この世界で生きることは精神的にきついものである。
でも、ここがチャンスが誰にでもある所以である。
負けてもいいという考え方ではだめだ。もっと大きな資本家は自分の小遣いどころか、他人(労働者)の生活まで背負って戦っているのである。
よくドラマとかで見るサラリーマンが会社とか上司の悪口で溜飲を下げる場面を見るが、そんなことを言われるとしても、やはり面白いのは資本家のほうだと思う。
今年もいくらぐらい勝ちたいなあ等と、取らぬ狸の皮算用をしている自分はおめでたいかもしれないが、結構楽しい時間なのである。
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