リスクヘッジという言葉がある。単純に言えば両賭けである。リスクを分散させるために、上がると下がるの両方に賭けること意味した言葉だが、まじめにそうしても儲からないので、投資を一本化しないで分散することを意味する。
株式投資とFXとか、複数の投資をやることで、両方で負けない限り、互いに補いながらやっていく方法といえる。
もちろん、勝つ理論があってこその話である。
だいたい負けるだけなら投資など意味がない。一定以上勝てるからこそ投資する意味があるのだ。
まあ、そんなに画期的に儲かるようなものではないが、投資に過剰な期待をするべきではない。
ただ、ひとつ言えるのは、投資は足し算の経済ではない。掛け算の経済が成立する。
5%儲かるならいくらが元手でも5%である。
働くのは足し算の経済なので、働ける時間の限界が稼ぎの限界になるが、掛け算の経済は元手さえあればいくらでも稼げるのだ。
1億の5%は500万なのである。株の税金は2割だから、400万の手取りになる。
月30万で暮らしても40万のボーナスがあるということだ。
しかし元手が10万しかなければ、5000円に過ぎない。そんなものである。
しかし、継続すると話が変わってくる。いわゆる複利計算というものが成り立つようになる。増えた金額も利益の源泉になっていくのである。
もし1回で1割稼ぐと考えてほしい。確実に勝てる前提なら、7回で資金は倍になっている。
14回で4倍である。21回であれば8倍になる。
投資の儲からないは、元手の少なさから来るものである。
そして投資の儲かるは元手の大きさと継続性から来るものである。
そのどちらも真実なのである。
もちろん、途中で負けて、元手を失うようなへまはできない。そこで、もうけを減らしても継続性を確保するヘッジが重要になる。
とりあえず、稼ぎは少ないが投信を始めることにした。
ヘッジ先として育つには時間がかかるが、何もしないよりはいいだろう。
勝負は常にこれからである。
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